今、世の中は急速に禁煙化が進んでいます。
たとえば、昭和のころには成人者の喫煙割合が50%を超えるほどだったのですが、平成30年にはわずか20%以下に減っています。
これは、法規制によって喫煙者への風当たりが強くなってしまったことも大きく関係していますが、それ以上に若い世代がそもそも喫煙に対する嫌悪感を抱くことが多くなったという状況が大きく関係しています。

現在、20~30代の人の親は40~50代とちょうど昭和世代に該当します。
現在40代の人は当時喫煙をしてはいなかったでしょうが、現在50代の人はちょうど喫煙ができるようになったときにピークの状態を見ています。
要は、タバコを吸っている状態が普通の世の中で育ってきているわけなので、禁煙ができなくとも何ら不思議はありません。

しかし、それでもなお現在は禁煙人口が非常に増えている理由は、やはり世の中の風潮が大きく関係しています。
禁煙人口が増えている理由には多々ありますが、たとえば「喫煙場所が減っている」「喫煙による害の認識が浸透してきた」などです。
このうち何を理由に禁煙を志すのかは人それぞれですが、世の男女は「肩身が狭い」という認識を持っていることだけは確かです。

ヘビースモーカーの男女にとって、禁煙をすることは非常に強い苦痛を伴います。
そもそも「タバコが好き」だからこそヘビースモーカーになっているわけなので、それを止めるというのはけっして簡単なことではありません。
男女ともに共通して言えることですが、特に男性は依存性が強い性分の人が多いのでことさらです。

今は「電子たばこ」「加熱式タバコ」と言った従来とは異なるスタイルのタバコも登場しているので、これまでよりも禁煙化のハードルは下がってきています。
また、「嫌煙がモテる」という認識も広まりつつあるので、仮に苦痛を伴ったとしても嫌煙男子の仲間入りをして女性にモテようと考えて努力する状況も増えています。

禁煙した場合の貯金額とそのお金でできること

禁煙がモテるかどうかは別として、それを目的に禁煙が成功するのであればそれほど良いことはありません。
けっして喫煙自体が悪いということはありませんが、少なくとも自身の身体には悪影響が生じ得ます。
また、副流煙を吸い込む人が周囲にいる場合、それによって周囲の人が何らかの悪影響にさらされる可能性もゼロではありません。

そういった意味で禁煙は非常に良い結果を生み出す可能性が期待できるわけですが、それによって確実に生じ得るメリットには「貯金ができるようになる」などがあります。

タバコの値段は時期によって変わってきていますが、2018年現在の価格は1箱当たり約420円です。
今後、1箱の価格が1000円になることも予想されている状況ですが、現在の価格(400円計算)でどの程度の貯金効果が期待できるのかを試算してみましょう。

1日当たり1箱ずつタバコを吸っている人は、一年で365箱のタバコを吸っていることになります。
1箱当たりの価格が400円ならば、400円×365箱で146000円になります。
1日当たりたかが400円だったとしても一年間では約15万円もの金額になり、これを消費ではなく貯金に回すことができればさまざまな効果が期待できるわけです。

今、車を購入する際の月額ローン金額は1万円程度で済むことも多く、禁煙することでこの負担を十分に賄えてしまいます。
また、住宅ローンの支払いなどを補てんする効果も十分に発揮するため、非常に良い結果が訪れます。

1日当たり1箱吸っている人で約15万円ということは、1日当たり2箱以上吸っている人はさらに節約(貯蓄)効果が期待できるようになるので、さまざまなものへ投資することも可能です。